みやぎ県民大学学校開放講座 第1回~七ヶ宿町の豊かな自然の恵みと親しもう!を開催しました!

8月6日(土),みやぎ県民大学「学校開放講座」~七ヶ宿町の豊かな自然の恵みと親しもう!第1回(宮城県教育委員会と本校が主催)を開講しました。

講師は,七ヶ宿町で水田にカキ殻を散布し,炭で浄化した水で稲を育てる「源流米」の作付けをしている「農事組合法人ライスファーム七ヶ宿」の八島徹也さんです。

午前10時に七ヶ宿町ライスセンターに集合し,まずは,田んぼを歩きながら,お話を伺いました。おいしいお米を作るために,常日頃とにかく稲の状態を細かく観察していること,田植えをしてからの積算温度や日数で刈り入れの時期を判断すること,立地条件・気温に適した品種を選んで植えること,カメムシなどの害虫やイノシシやサルなど獣害対策のための工夫など,さまざまなお話を伺いながら案内していただきました。

その後,町の農家さんが共同で利用しているライスセンター内にある大規模な乾燥機や籾摺り機などの農業機械ご紹介いただき,後半は,電気柵を設営のための部品の組み立て作業を行いました。

七ヶ宿町の澄んだ水を利用し,高地に適した方法で育てている「源流米」。気象条件や自然環境が作物の成長に直結する厳しさとご苦労がある中,七ヶ宿町の豊かな自然の恵みでおいしいお米が作られていることに感銘を受けました。お忙しい中,講師を務めていただいた八島徹也さん,大変ありがとうございました。