七校周辺の風景~関の地蔵~

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ありがとうございます。

 

さて,皆さんには,時折,七ヶ宿の名所をご紹介して

おります。

 

今回ご紹介するのは,七ヶ宿町の関地区にある

「関の地蔵」です。

 

国道113号線沿い,七ヶ宿関地区の信号を

西に進むと,お目見えします。

滑津地区の「振袖地蔵」と同じ時期である

享保年間(1716~1736)に建立されました。

 

振袖地蔵についてのエピソードです。

 

その昔,秋田藩の殿様が,参勤交代で江戸に向かう途中,

滑津宿で一人の美しい娘に出会い,侍女にしようとしましたが,

病死してしまい,深く悲しみ,供養のために建立したものです。

 

関の地蔵と振袖地蔵は,互いに向き合って

立っており,そのことから「恋仲」ともいわれ,

向きを変えても,いつの間にか元に戻るといわれています。

 

関の地蔵は,殿様の身代わりなのかも知れません。

 

 

この場所は,旧金宝山円蔵寺の参道口でした。

昔の石碑がたくさん並んでいます。

 

七ヶ宿町は史跡が多く,

歴史のロマンを感じさせる場所が多くあります。

 

季節が進み,新緑の頃となりましたら,

ぜひ足をお運びください!!