みやぎ県民大学「学校等開放講座」
今日の七校周辺は,残念ながら,不忘山を仰ぐことが
できませんでした。
七校は,標高が約350mに位置しており,
今日は,温帯低気圧の影響で,雲の流れがとても速く感じられ,
低い位置の雲は,みるみるうちに移動し,その姿は変幻自在でした。
七校の玄関前,階段を降りたところから,
南西の空を見上げました。
立秋を過ぎ,何となく,秋の気配も感じますね。
さて,8月7日(土),第1回 みやぎ県民大学
「学校等開放講座」を開講しました。
講師は,七ヶ宿源流米ネットワークの農家,
八島 徹也さんです。
七ヶ宿町田中道下の「田中圃場」で
<七ヶ宿源流米>を育てていらっしゃいます。
稲の花が咲く,この時期は,
小さなカメムシなどの害虫から,米の生育を
守ることに苦労しているお話もありました。
イネの花が咲いている中身を手に取って,
一緒に見させていただきました。
土には,牡蠣(カキ)の殻が混ぜてあり
栄養分を豊かにしている話も伺い,
とても驚きました。
(地面にあったカキの殻)
イネがまっすぐに,力強く,大きく育っている
様子を見ることができました。
稲作で用いる「水」は,上流から流れてきた水を
炭で濾過して使用しているとのことで,
お米の味がとても良くなる,とおっしゃっていました。
動物の侵入を防ぐために,水田と,
その周辺には仕掛けがありました。
格子の網と電気柵
(水田に張り巡らされています)
イノシシなどを捕獲する
ための,頑丈な檻(おり)
新たな発見と,自然に対する豊かさの実感。
地域の皆さんとともに,七ヶ宿の魅力を
たくさん学ぶことができました。
講師の八島先生,
ご参加の皆さま方,ありがとうございました。