今日の七校

歴史探訪ツアーで七ヶ宿の水と歴史について学びを深めました

5月1日に、全校生徒が「七ヶ宿町の歴史探訪ツアー~水源の町の歴史と文化財~」に出かけました。今年は「水」にフォーカスし、水と歴史の館 元館長の高橋正雄様のお話をうかがいながら、まず訪れたのは白石川の源流「鏡清水」。人がまたいで通れるくらいの小さな湧き水が下流に行くにしたがい水量が増えていきます。江戸時代の参勤交代の一行が、鏡清水の清らかな水で喉を潤したお話を聞き、歴史に胸をはせた生徒たち。興味深いお話に歩みもどんどん進みました。滑津大滝では、その圧倒的な水量と迫力にびっくりしたものの、いつしか心が落ち着いてきたことに気づきました。

    <白石川の源流は鏡清水にあり>        <名瀑 滑津大滝まであと5秒>

<白石川の源流は鏡清水にあり>

<名瀑 滑津大滝まであと5秒>

 午後からは七ヶ宿ダムで、湖底に沈んだ3つの宿場の歴史や治水・利水・発電等について学びました。遠くは松島町まで七ヶ宿ダムの水が利用されており、七ヶ宿の豊かで清らかな水が私たちの生活と密接に結びついていることを認識しました。探査路を通るときにはヘルメットを着用し、イルミネーションの下を通るとちょっぴり探検気分に。ドキドキわくわくする瞬間もあり、知的好奇心が揺さぶられる一日でした。

    <高橋様のお話に興味津々>      <ダムの監査路にイルミネーションが>

 <高橋様のお話に興味津々><監査路にはイルミネーションが>

 高橋正雄様をはじめ、ご協力くださった関係各所の皆様に、感謝いたします。魅力たっぷりの七ヶ宿に皆様もぜひ足をお運びください。

 今回の行程:鏡清水→東光寺→湯原城跡→滑津大滝→水と歴史の館→関泉寺→七ヶ宿ダム→長老湖→不忘平和記念公園